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nowhere

  • 執筆者の写真: Kazumi Sato
    Kazumi Sato
  • 2017年1月26日
  • 読了時間: 1分

相反する名前がついていても (赤と青、とか、空想と現実、とか、喜怒哀楽、とか)

ひとつの月を、光のあたりかたによって、

三日月と呼んだり、満月と呼んだりするように

ほんとうはただひとつまるく在るだけなのだろうし、

境目なんて、波打ち際みたいに、

互いを内包しながら、絶えず動き続けているものなのだと思うし、

ふとした瞬間反転していたりするものだから、

そこに塀を立てるなんてできるわけがなくて。

そんなことを言ってるから、何も作れないんだろうなあと分かってはいるけれど、

ゆるぎない安定した世界感に憧れながらも、

やっぱり、自分の心がゆさぶられるものはその「際」にあるように感じるし、

そういう場所にいる人達に惹かれます。


 
 
 

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